他の人に描かれてしまうとは!

  • 「他の人に描かれてしまうとは!」とは伏線を看破された際に使う負け惜しみ賛辞
  • BLEACH Spirits Are Forever With Youの久保先生のあとがきの中の一節
  • どこか抜けてるあとがきに発売直後、プライドがオサレな服を着ているような存在である久保先生が癇癪起こして言い訳がましいことを述べてると話題になった

剣八の力の上昇


今回この小説においてキーパーソンである更木剣八
過去に始解状態の一護に敗北し、その一護が後に第6十刃グリムジョー卍解虚化を駆使し接戦の末勝利
その後に出てきた位置づけとしてはグリムジョーより上の力を有している第5十刃のノイトラに始解から何一つ進歩していない剣八が手を抜きながら戦い好戦するなど読者の多くが久保先生の構成力剣八の強さに疑念を浮かばせた
そんな剣八の強さを補足する設定、剣八は戦いを楽しむためにあえて対敵した相手と対等になるギリギリの強さに力を抑えていることが小説内で解説された

今までの剣八の戦いに整合性を裏付けることができる設定にBLEACHファンを沸かせたが、読後のあまりにもすっとぼけた、自分は最初からこの設定を考えてんだからこれからこれを本編で描いても流用じゃねえよと言わんばかりの久保先生の長ったらしいあとがきに余韻を叩き潰された

あとがき全文


Spirits Are Forever With You
まずはこの、作品への愛に満ちた小説を読めた事に、読者として感謝します。

成田さんのお名前も佐品も、一護役の声優である森田さんを通じて知ってはいましたが。作品をきちんと読んだ事はありませんでした。
それは単に僕が「小説を読むのが恐ろしく遅い」という一点のみが理由だったのですが、今回の小説の執筆にあたっての打ち合わせを重ね、仕上がった作品を読んで、改めてその傑出した才気と深い洞察に驚かされました。

そしてBLEACHという作品に対する深い愛情と知識にも。

色々と驚かされた事はあったのですが、ここでは作者である僕自身が1番驚かされたシーンについて書かせて頂きたいと思います。

それは、本編の終盤、剣八の力の上昇に関する一連のシーンです。

普段、僕がBLEACHの中で伏線を張るに当たって、レベルを幾つかに分けて描写しています。

  • 読んだ人が全ての人に伏線の先の結果を当てて欲しいもの。

  • 4分の1、或いは10人に1人くらいには気付いて欲しいもの。

  • 1000人、或いは10000人に1人ぐらいの人が気付いてくれて「もしかしてこれに気付いたのはおれだけじゃね!?」と思って欲しいもの

  • そして、長い期間をかけ、伏線をバラバラに配置して、BLEACHを全て読み込み、更にそこで自分の推論を加えなければ結論にた辿り着けない、つまり
「誰も気付かないようにして、後々本編で回答を描こう」
と思っているもの。

剣八の力に関する描写は、この最後のレベルのものでした。

このシーンを読んだ時は、全身に鳥肌が立ちました。
まさかここまでBLEACHを深く読み解いてくれる人が居るとは!、と。
そして、まさか自分が描くつもりであったシーンを、他の人に描かれてしまうとは!、と。
信じられない思いで、何度かそのシーンを読み返しました。

本来なら、原作で描く予定のものは「ここは原作で描くので外して頂きたい」というべきなのでしょうが、僕はこの事実が本当に嬉しく、そのまま描写を残すようお願いしました。

作者冥利に尽きるとは、正にこのこと。

この作品への愛に満ちた小説を読めた事に、作者として感謝します。






1000人どころか10000人が何言ってんだと思うあとがきである

  • 最終更新:2013-02-12 21:10:38

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